WordPressでブログなどのWebサイトを作るためには、ドメインが必要だと聞いたことはありませんか?
「そもそもドメインって何?」「どうやって利用するもの?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
今回はドメインの概要から、種類、取得方法までひととおり解説します。

この記事で解決できる疑問はこれ!
- 「ドメインって何?」
- 「ドメインにはどんな種類がある?」
- 「ドメインを取得して使うには?」
- 「ドメイン名ってどう決めたらいい?」
この記事を読めば、自分だけのドメイン名を決めて、実際に取得まで進められますよ!
ドメインは、ブログなどのWebサイトを運営するのに欠かせないものです。
納得のいくドメインが取得できるよう、まずはドメインを理解していきましょう。
目次
ドメインとは
ドメインとは、ひとことで言うと「インターネット上の住所」のようなものです。

ドメイン名に同じものは存在せず、ただ一つのみ。
コンピューターは、ドメインを使ってWebサイトがどこにあるのかを特定します。
WordPressでブログやホームページを作成するためには、Webサイトの住所となるドメインを設定する必要があります。
ドメインはIPアドレスを置き換えたもの
「ドメインは住所のようなもの」と言いましたが、じつはコンピューターは「ドメイン名」を認識できません。
「IPアドレス」を用いて通信先を特定しています。
ただ「IPアドレス」は数字の羅列で、人間にとっては非常に使いにくいものです。
そのため、分かりやすい「ドメイン名」と紐づけて利用しているのです。

ブラウザに入力されたドメイン名が、IPアドレスに変換され、変換されたIPアドレスでコンピューターがWebサイトを特定する仕組み。
「IPアドレスはコンピューター用の住所表記」「ドメイン名は人間用の住所表記」のイメージです。
ドメインの構造
Webサイトにアクセスするときは、以下のような「URL」がブラウザに表示されていると思います。

URLはドメインのほか、ホスト(サーバーの名前)やディレクトリ(サーバー内のフォルダ)などを示す要素で、構成されています。
スキーム(使用プロトコル)
Webサイトの通信方式。現在はSSLという暗号化通信の仕組みを用いた「https」が多い。
ホスト(サーバーの名前)
ネットワーク上のサーバー(コンピュータ)を識別するための名前。
「World Wide Web」を意味し、公開用のサーバーを指す「www」が一般的。
セカンドレベルドメイン
ドメインを「.(ドット)」で区切ったときの、右から2つ目の部分。
種類によって異なるが、この部分を任意の文字列としてドメインを取得することが多い。
トップレベルドメイン
ドメイン名のうち、もっとも右側にあたる部分。
Webサイトの特性、国や地域などによって種類が異なる。
ディレクトリ
データを分類し、管理するための入れ物のこと。
パソコン上のフォルダにあたるもの。
「.co.jp」など、ドメインの種類によってはセカンドレベルドメインまで固定化されているものもあります。
ただ、これら構成要素を覚える必要はありません。
「こんな風になっているんだな」とおおまかに理解するだけでOKです!
ドメインの種類
ドメインの種類とは、おおよそ「トップレベルドメイン」によって区別されることが多いです。
トップレベルドメインは、大きく以下の2つに分類されています。
- gTLD(Generic Top Level Domain)
分野別トップレベルドメイン - ccTLD(Country Code Top Level Domain)
国別コードトップレベルドメイン
そのWebサイトの特性を表すgTLDと、国や地域を表すccTLDに分けられます。
ドメインを取得するときには、トップレベルドメインの意味を意識して選んでみましょう。
gTLD(分野別トップレベルドメイン)
gTLD(分野別トップレベルドメイン)は、国や地域によらず、世界中で取得できるドメインです。
gTLDは、取得に条件がなく、自由に誰でも取得できるものがほとんどです。
たとえば、以下のようなドメインは取得に条件がないドメインです。
ドメインごとにWebサイトの主な用途が設定されているものの、取得時に満たしている必要はありません。
トップレベルドメイン | 主な用途 |
---|---|
com | 商用サービス、企業 |
net | ネットワークサービス |
org | 非営利団体 |
biz | ビジネス、企業 |
info | 情報サービス |
そのほか、sTLD(スポンサー付きトップレベルドメイン)と呼ばれるものなど、特定分野の事業者や団体に限定されたドメインもあります。
こちらは取得に条件を満たす必要があります。
ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)
ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)は、国や地域を表すトップレベルドメインです。
取得するためには、原則その国や地域に属している必要があります。
日本国内だと「.jp」ドメインのWebサイトをよく見かけますよね。
トップレベルドメイン一例 | 国 |
---|---|
.jp | 日本 |
.us | アメリカ |
.cn | 中国 |
.uk / .gb | イギリス |
.in | インド |
ただ、以下のドメインのように、誰でも利用できる例外もあります。
トップレベルドメイン一例 | 国 |
---|---|
.tv | ツバル |
.to | トンガ王国 |
独自ドメインと共有ドメイン
ドメイン自体の種類のほか、所有のされ方や使い方などによっても区別されています。
大きく分けると「独自ドメイン」「共有ドメイン」です。
独自ドメイン
自分が所有し、主に自分一人で利用するドメインです。
共有ドメイン
複数人で共有して利用するドメインです。
たとえばWebサービスを利用するときに、利用サービスから提供されるドメインなどです。
それぞれメリットとデメリットがあるため、特性をよく理解しておきましょう。
一つずつくわしく解説します。
独自ドメイン
独自ドメインには利用するメリットが多くあります。
- 信頼を得やすい
- 契約を続ける限りずっと使える
- SEOに取り組みやすい
- 広告が表示されない
- 使うために費用がかかる
- 設定や準備に少し手間と時間がかかる
共有ドメインと比べて自由度が高いので、WordPressを本格的に運営するなら、独自ドメインがおすすめです。
メリットとデメリットを一つずつ見てみましょう。
メリット1:信頼を得やすい
独自ドメインの場合、ドメイン名を自由に決められるため、訪問者の信頼を得やすいです。
ドメイン名に、ブログやホームページの名前、企業名、ブランド名を使うことで、訪問者の信頼を得やすくなります。
逆に共有ドメインでは信頼を得にくいでしょう。
共有ドメインには、所有者が設定した文字列が含まれることが多く、「借り物」のイメージを持たれやすいです。
「自分の資産」としてWebサイトを運用していることを示すためには、独自ドメインがおすすめです。
メリット2:ずっと使い続けられる
独自ドメインは契約を更新している限り、ずっと使いつづけられます。
共有ドメインは、利用するWebサービスなどから提供されることが多いため、利用サービスが終了した場合は使えなくなってしまいます。
独自ドメインの場合、利用サービスが終了しても使い続けられるため、余計な心配がありません。
メリット3:SEOに取り組みやすい
独自ドメインにはSEO面でもメリットがあります。
とはいえ、独自ドメインであるだけで有利に働くわけではありません。
独自ドメインはずっと使いつづけられるため、蓄積されたSEO効果を保持しやすいのです。
SEOに関する評価は、ドメインや対象ページのURLに紐づいています。
そのため、サービスの終了やサービスの移行など、共有ドメインが使えなくなれば、蓄積してきたSEO効果も手放さざるを得ません。
独自ドメインは、運用の中で得た評価も含めて、自分の資産になるというメリットがあります。

ペナルティを受けたことがあるなど、悪い評価も蓄積するので、前に誰かが使っていたドメインなどは注意が必要です。
メリット4:広告が表示されない
独自ドメインを利用している場合、意図しない広告が表示されない点もメリットです。
共有ドメインが提供されるような無料サービスを使っている場合、Webページ上やメールの中で広告が表示されることがあります。
訪問者にとって、興味のない広告は煩わしいだけです。
ほんの少しでもストレスがかかれば離脱されてしまいます。
コントロールできない要因は、できるだけ排除しておくのがよいでしょう。
続いて、独自ドメインのデメリットも紹介しますね。
デメリット1:使うために費用がかかる
独自ドメインを利用する場合、利用に費用がかかります。
ドメインは基本的に1年ごとの契約です。
新たに取得する費用のほか、使いつづけるための更新費用も必要です。
種類 | 一般的な料金 | 説明 |
---|---|---|
取得費用 | 無料~1000円程度 | 取得時に一度だけ必要な費用です。 1年目の契約費用も含まれます。 |
更新費用 | 年間1000円程度 | 利用1年ごとに必要となる費用です。 |
ドメインの種類によって大きく変わりますが、「.com」「.net」などの有名なドメインで、年間1000円程度です。
料金はドメインによって大きく異なり、取得と更新の費用に差があるものもあるため、事前によく確認しておきましょう!
年間1000円程度であれば、収益化を目的としてWordPressブログなどを運用する場合、後々回収が見込める金額です。
独自ドメインのメリットを考えれば、必要なコストと捉えるのが妥当です。
利用するレンタルサーバーによっては、特典としてずっと無料で使えるドメインがもらえることもあります。
ドメインはずっと必要なものですので、無料で使える手段を使わない手はありません。ぜひ活用しましょう!
記事の後半でも紹介します。
デメリット2:設定や準備に少し手間と時間がかかる
独自ドメインの場合、共有ドメインと比べて、取得や設定に多少の手間と時間がかかります。
新たに取得して使うには、ドメインサービスなどでの申し込み手続きが必要です。
また、サーバーサービスでも利用するための設定作業が必要です。
ドメインの設定がサーバーに反映されないと、そのドメインでブログやWebサイトを開設できません。
サーバーにもよりますが、設定反映まで数時間から24時間程度かかります。
ただ、作業自体は簡単ですし、独自ドメインのメリットを考えれば、最初の一回だけだと割り切りましょう。
レンタルサーバーによっては、申し込み時にドメインの申し込みや設定を、一括で行ってくれるところもあります。
共有ドメイン
共有ドメインのメリットとデメリットは次のとおりです。
- 費用がかからない
- すぐに利用できる
- ドメイン名を自由に決められない
- サービスが終了すると使えなくなる
- Googleアドセンスの審査に通らない
共有ドメインは費用がかからないメリットがありますが、デメリットも多いです。
ブログやWebサイトの本格的な運用を考えている人、収益化を考えている人、個性を出したい人などにはおすすめできません。
一つずつ見ていきましょう。
メリット1:費用がかからない
共有ドメインは、利用するWebサービスなどから提供されることが多く、費用がかかりません。
費用をかけたくないという人は、利用を検討しましょう。
メリット2:すぐに利用できる
サービスにもよりますが、サービスから提供される共有ドメインは、申し込みなどの手続き後すぐ使えることが多いです。
初期設定に手間や時間がかからないのは、一つのメリットです。
続いてはデメリットです。
デメリット1:ドメイン名を自由に決められない
共有ドメインの場合、ドメイン名すべてを決められません。
ドメインの種類や、ドメイン名の一部に提供元が決めた文字列が含まれてしまいます。
ほかのWebサイトとの差別化が難しくなるほか、場合によっては使っているサービスが特定できることも。
どうしても「借り物」のイメージがついてしまう点は、デメリットの一つです。
デメリット2:サービスが終了すると使えなくなる
提供元のサービスが終了してしまうと、共有ドメインは使えなくなってしまいます。
ブログやWebサイトの運営にも大きな影響が出ます。
先に紹介したSEO効果など、運営の中で蓄積してきた多くのものが消失してしまうでしょう。
共有ドメインでは、ブログやWebサイトの存続が、特定サービスに依存してしまっている点に注意が必要です。
デメリット3:Googleアドセンスの審査に通らない
共有ドメインの場合、主流となる収益化方法の一つである「Googleアドセンス」が利用できません。
GoogleアドセンスはGoogleが提供している広告サービスです。
ブログやWebサイトに掲載した広告を訪問者がクリックすることで、収益が得られる広告サービスです。
WordPressブログなどでの収益化方法として、非常に人気があります。
Googleアドセンスには審査があり、合格しなければ利用できません。
審査を通過するためには、独自ドメインで運営されている必要があります。
残念ながら共有ドメインでは審査に通らないので、Googleアドセンスの利用を考えている人は独自ドメインを取得しましょう。
WordPressブログでの収益化については、以下の記事も参考にしてみてくださいね!

サブドメインとは
これまで紹介してきたドメインのほかに、「サブドメイン」も紹介しておきます。
「サブドメイン」とは、元ドメインに「.(ドット)」で区切って文字列を追加したドメインのことです。
ひとつのドメインをいろいろな用途で使い分けるときに用いられ、追加文字列は用途に沿ったものが付けられることが多いです。
この文字列は任意のものをつけられます。
日本最大級のポータルサイトであるYahoo! JAPANを例に見てみましょう。
Yahoo! JAPAN | https://www.yahoo.co.jp/ |
Yahoo!ニュース | https://news.yahoo.co.jp/ |
Yahoo!ショッピング | https://shopping.yahoo.co.jp/ |
サービスごとに、「.yahoo.co.jp」というドメインの前に付く文字列が、異なることが分かるかと思います。
サブドメインを利用すれば、一つのドメインを用意するだけで、さまざまな用途に利用できます。
初心者のうちから「サブドメイン」をフル活用することは少ないため、「こういうのもあるんだ」程度に覚えるだけでOKです。

先に紹介した「共有ドメイン」は、利用サービス由来のドメインの「サブドメイン」が提供されます!
ドメインの取得方法
では、実際に独自ドメインを取得するにはどうすればよいのか、解説していきます。
共有ドメインであれば、利用サービスから自動的に提供されますが、独自ドメインの場合は別個に手続きが必要です。
レンタルサーバーの契約状況によって、おすすめの方法が異なるので、以下の2つに分けて解説しますね!
ブログやWebサイトを開設するためには、ドメインだけではなくサーバーも必要です。
一般的にはドメイン取得サービスを利用しますが、レンタルサーバーによっては、ドメインを無料で進呈しているサービスもあります。
たいへんお得なので、しっかり活用していくのがおすすめです。
それぞれの申し込み方法について、くわしい手順を解説します。
【サーバーが未契約の場合】レンタルサーバーを利用する
レンタルサーバーのなかには、契約すると独自ドメインが無料で使えるサービスもあります。
サーバーとドメインが一つのサービスでまとめて揃うので、とくに初心者におすすめです。
ドメインはWordPressサイトの運営には欠かせないものですので、ぜひお得なサービスを活用しましょう。
当社が提供する『エックスサーバー』でも、サーバー契約が続く限り、独自ドメインが永久無料となる特典があります。
『エックスサーバー』を利用する手順は、以下の記事でくわしく解説していますので、ぜひご覧ください!

【サーバー契約済みの場合】ドメイン取得サービスを利用する
すでにレンタルサーバーを申し込んでいる場合や、ドメインだけ追加利用するような場合は、ドメイン取得サービスを利用しましょう。
初心者の方は、当社が提供する『Xserverドメイン』で申し込むのがおすすめです。
利用者が圧倒的に多い「.com」「.net」「.jp」ドメインが、【国内最安値】で利用できます。(※2022年7月1日13時時点)
今回は『Xserverドメイン』でドメインを取得する手順を解説します。
①ドメインを検索
Webサイトの住所であるドメイン名は、世界にただ一つであり、同じものはありません。
そのため、取得したいドメイン名がすでに使われていないかを、確認する必要があります。
まずは『Xserverドメイン』の検索フォームで、ドメインが空いているか確認しましょう。

公式サイトには、ドメインの検索フォームが表示されています。
入力欄に希望のドメイン名を入れて検索すると、そのドメインが取得可能かどうかを確認できます。
「どんなドメイン名にすればいいの……?」とお悩みの方は、この記事の終わりの方で決め方のコツを紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!
②ドメインと料金を確認
検索結果画面に「取得可能です」と表示されていれば、このまま取得できます。
希望のドメインにチェックが入っているかと、料金を確認して、ページ下部にある「取得手続きに進む」をクリックしましょう。

③会員情報を入力
初めて利用する場合は、会員情報を入力する必要があります。
まずは、「初めての方」の「Xserverアカウントの登録へ」をクリックしましょう。
すでにXserverアカウントを持っている方はログインして進んでください。

登録フォームに必要情報を入力して、次に進めていきましょう。

④支払い方法の選択
続いて、料金を支払う方法を選択します。

対応している支払い方法は以下のとおりです。
- クレジットカード
- コンビニ払い
- 銀行決済
- ペイジー
支払い方法を選択後、必要な情報を入力して、「お申し込み内容の確認」を押して進みましょう。
⑤申し込みの完了
申し込み内容が表示されますので、最後によく確認しておきましょう。
規約に同意のうえ、「申し込む」をクリックしてください。
クレジットカード決済の場合は、これで完了です!
クレジットカード以外の決済方法の場合、手続き後に案内メールが届きますので、案内に沿って料金を支払えば完了です!
ただ、取得したドメインを実際に利用するには、もう少し作業が必要です。
最初だけですので、もう少しだけ頑張りましょう。
ドメイン取得後の設定
取得したドメインを実際に使うためには、サーバーと連携させる必要があります。
手順は難しくありませんので、取得が完了したら以下2つを忘れず設定しておきましょう。
ただ、『エックスサーバー』の契約と同時にドメインを取得した人は、自動で連携が完了していますので不要です!
ここでは、『Xserverドメイン』で申し込んだ人向けの設定方法を解説します。
『Xserverドメイン』以外のサービスでも、同じような作業が必要なので参考にしてみてくださいね!
①ドメイン側の設定(ネームサーバー設定)
1:『Xserverドメイン』にログインする
『Xserverドメイン』の公式サイトから、Xserverアカウントでログインします。

2:メニューをクリックする
利用するドメイン名の表示がなされた行の、右端にあるメニューをクリックします。
表示されたメニューから「ネームサーバー設定」をクリックします。

3:適用先のネームサーバーを設定する
利用するサーバーサービスを選択します。

記載されていないレンタルサーバーを利用する場合は、「その他のサービスで利用する」を選択しましょう。
フォームが表示されるので、ネームサーバーに関する情報を入力してください。
ネームサーバーとして何を入力すべきかは、各サーバーサービスのマニュアルに載っているかと思います。
入力後、画面を進めて設定を完了させましょう!

この設定が反映されるまで、数時間から24時間程度かかる場合があります。
待っている間にサーバー側の設定も済ませてしまいましょう。
②サーバー側の設定(ドメイン設定)
ドメインのネームサーバー設定が完了したら、次にレンタルサーバー側の設定をします。
「ドメイン設定」などと呼ばれ、サーバーサービスにおいてドメインを利用するために必要な設定です。
難しくありませんので、以下の手順に沿って進めましょう。
ここでは『エックスサーバー』を利用するものとして解説します。
1:ログインする
『エックスサーバー』公式サイトから、ログインメニューを開いて、サーバーパネルにログインします。
2:ドメイン設定を選択する
管理画面の右上にある、ドメイン設定を開きます。

3:ドメインを追加する
「ドメイン設定追加」タブをクリックしましょう。
フォームが表示されたら、設定するドメイン名を入力。

入力後、画面を進めて設定を完了させてください!
2つの設定作業が終ったら、ドメインとレンタルサーバーが連携されて使えるようになります!
ドメイン名を決めるときの4つのコツ
ドメイン名は、ブログやWebサイトのURLなど、訪問者の目につくところに表示されます。
ドメイン名はあとから変更できませんので、よく考えて決めましょう。
とはいえ、どうやって決めればいいのか悩んでいる人も多いと思いますので、いくつかコツを紹介しますね!
くわしく解説していきます。
1. WordPressサイトの内容を表したものにする
まず、ドメイン名はWordPressサイトの特性を表したものにしましょう。
サイト名や、扱っているテーマに関するワードなどを、ドメイン名に含めてみましょう。
中身が一目で分かるドメイン名は、訪問者の記憶に残り、覚えてもらいやすいです。
以下は著名な事例です。
サイト名 | メイン名 | サイトの内容 |
---|---|---|
価格.com | kakaku.com | 商品の価格を比較するサイト |
楽天トラベル | travel.rakuten.co.jp | 楽天の旅行予約サイト |
google.com | Googleの検索サイト | |
Yahoo! | yahoo.co.jp | Yahoo!の検索サイト |
2. 短く簡潔なものにする
ドメイン名は短く簡潔なものにしましょう。
ドメイン名が長いと読者に覚えてもらえず、機会損失に繋がりかねません。
直接ドメイン名を打ち込んでのアクセスは少ないものの、長すぎるとアドレスバーに入力しにくい事情はたしかにあります。
長ければ長いほど、打ち間違いも生じやすくなります。
ドメイン名でブログの内容を表すのは大切ですが、たくさん詰め込んで長くなってしまうのはナンセンスです。
短い文字列の中で、端的に内容を示すドメイン名にしましょう。
どうしても短くまとめられない場合は、単語ごとに「-(ハイフン)」を使って分割する方法があります。
ただ、モバイルでは打ちなれていない人もいるので、なるべく避けるのがおすすめです。
視認性とのバランスを見て検討しましょう。
3. なるべく数字を使わない
ドメイン名にはアルファベットだけでなく、数字を含めることが可能です。
しかし、特別な理由がない限り、数字を使うのはおすすめできません。
それは、英数字の見分けがつかなかったり、スパムに間違われやすい事情があるためです。
たとえば、「0」と「o」、「1」と「l」など、一部の数字はアルファベットと間違いやすい形をしています。
また、スパムと呼ばれる迷惑行為に使われるドメインには、数字が含まれていることが多く、不信感をもつ人もいます。
ドメイン名に数字を含めるのが絶対に駄目というわけではありませんが、必要がないなら、避けておくほうが無難です。
4. 迷ったら「com」「net」「jp」
ドメイン名の末尾になるトップレベルドメインは、ドメイン取得サービスに取り扱いがある中から、好きなものを選択できます。
とはいえ、ドメインの種類は非常に多く、「どれを選べばいい?」と迷ってしまう方もいるでしょう。
ドメインに強い希望がない場合、「com」「net」「jp」のいずれかにしておけば間違いがありません。
「com」「net」「jp」は利用者が非常に多く、知名度が高いため、訪問者から親しみを得やすいドメインです。

ただ、そのぶん埋まっているドメイン名も多いです。文字列を工夫して空きを探してみましょう!
まとめ
この記事では、ドメインの概要、種類ごとの違い、実際の取得方法などについて解説しました。
ポイントをまとめると以下のとおりです。
- ドメインはインターネット上の住所のようなもの
- Webサイトの特性を表したgTLD、国や地域を表したccTLDがある
- 独自ドメインならドメイン名を選べてサービス終了の心配がない
- レンタルサーバーの契約特典でドメインを取得できる場合がある
- 短く分かりやすいドメイン名にする
- ドメイン取得サービスは『Xserverドメイン』がおすすめ
ドメインは、Wevサイトを識別するために必要な、インターネット上の住所のようなものです。
ドメインはWordPressサイトの運営に欠かせないもの。
長い運営を経たドメインは、貴重な資産となるはずです。
納得のいくドメイン名を取得して、WordPressサイト運営をスタートしましょう!
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