SEOについて調べると、必ず出てくるのが「キーワード」という言葉。
SEOに取り組みたいと考え始めたものの、「キーワードって何?」とお悩みではないでしょうか。
この記事では、初心者の方に向けて、SEOキーワードの意味や重要性などをくわしく解説しています。

この記事で解決できる疑問はこれ!
- 「SEOのキーワードって何?」
- 「SEOのキーワードにはどんな種類がある?」
- 「SEOキーワードを選定する方法は?」
- 「SEOキーワードの選定におすすめのツールは?」
SEOにおけるキーワードは、訪問者のニーズをつかみ、有益な記事を作るためには非常に重要なものです。
この記事を読めば、キーワードを意識して、SEOに効果のあるコンテンツ作りに取り組んでいけるようになりますよ!
それではどうぞ!
目次
SEOとは

まずは「SEO」という言葉の意味について、理解しておきましょう。
SEOとは「Search Engine Optimization」の略。
日本語にすると「検索エンジン最適化」という意味です。
Googleを代表とする検索エンジンで調べ物をするとき、結果に表示されたサイトから、どれを閲覧するでしょうか?
多くの方が、「上位に表示されているサイト」と回答することでしょう。

つまり、検索エンジンでサイトやブログを見つけてもらうには、検索上位に表示される必要があるのです。
そのための対策を「SEO」と呼んでいます。
検索エンジンの最大手である「Google」は、ユーザーのためになる情報を届けることをゴールとして掲げています。
そのため、まずは訪問者にとって有益な記事を作成していくことが、SEOの第一歩となるのです。

SEOにおける「キーワード」とは
では、本題である「キーワード」の意味について、触れていきましょう。
SEOにおける「キーワード」とは、検索エンジンで検索欄に入力する語句のことを指します。

たとえばパソコンを購入したいとき、「パソコン おすすめ」などと調べますよね。
この場合「パソコン おすすめ」という語句が、「キーワード」にあたります。
SEOにおいてキーワードがなぜ重要なのか
それでは、SEOにおいて、なぜキーワードを重要視する必要があるのでしょうか。
結論から言うと、「キーワードには訪問者のニーズが反映されているから」です。

先ほど、検索からアクセスを集めるには、Googleなどの検索結果で上位に表示される必要があると紹介しました。
上位に表示されるためには、キーワードに込められたニーズを適切に汲み取って、良質なコンテンツを作る必要があります。
つまり、SEOにとって良質な記事を作成するために、ニーズが反映されたキーワードはとても重要なものなのです。
SEOのキーワード選定とは
「キーワードは重要だ」と紹介しましたが、実際に記事を作っていくキーワードは、どのように決めるのでしょうか。
検索する内容は人によってさまざまで、膨大な数のキーワードが存在するはずです。
そんな中、手あたり次第に記事を作っていくのは、とても「効率的」とは言えません。
そのため、あらかじめ「キーワード選定」を行って、SEOに取り組むキーワードを選んでおくのです。
「キーワード選定」では、テーマに関連するキーワードを網羅的にリストアップし、ニーズの性質などにもとづいて取り組む優先度を決めていきます。
集客するにしても、より成果に結びつきやすいニーズをもった訪問者を優先して、獲得するべきです。
より幅広いニーズに応え、効率的に成果へ結びつけるために、「キーワード選定」は非常に重要な作業なのです。
SEOキーワードの種類

SEOキーワードには、いくつかの種類が存在します。
キーワード選定に取り組むにあたって、あらかじめ知っておくと選定の精度が上がりやすいので、ぜひチェックしておいてください。
「単一キーワード」と「複合キーワード」
キーワードは語句の数によって、単一キーワードと複合キーワードに分けられます。
- 単一キーワード:1つの語句で構成されたキーワード
- 複合キーワード:2つ以上の語句で構成されたキーワード
たとえばSEOについて調べたいとき、まず「SEO」と検索欄に入力する方もいることでしょう。
これは、単一キーワードと呼ばれるものです。
より調べたいことが明確で、SEOの歴史について調べたい方は、「SEO 歴史」や「SEO 歴史 本」と調べるかもしれません。
この場合2つ以上の語句で構成されているので、複合キーワードと分類できます。
一般的には、語句が多く含まれるほど、読み取れるニーズが具体的になっていく傾向にあります。
「ビッグキーワード」と「スモールキーワード」
キーワードは、検索される回数の多さによって分類されることもあります。
検索される回数が多いキーワードほど、上位表示できれば多くのアクセスが期待できます。
- ビッグキーワード
検索回数が多い、メジャーなキーワード。単一キーワードが当てはまることが多い - スモールキーワード
検索回数が少ない、ニッチなキーワード。複合キーワードが当てはまることが多い
先ほど紹介した単一キーワードは検索回数が多くなりやすいため、ビッグキーワードになることが多くあります。
また、これらの区分に対して検索回数には明確な基準がありません。
ただ、月間1万回以上でビッグキーワード、月間1000回未満のものをスモールキーワードとするのを目安に捉えておくとよいでしょう。
ビッグキーワードとスモールキーワードの中間にあたるものを、ミドルキーワードとする場合もあります。
「Doクエリ」「Knowクエリ」「Goクエリ」「Buyクエリ」
キーワードは検索の意図によっても、以下4つに分けて言及されることがあります。
- Doクエリ
何かを「やってみたい」ときに検索するキーワード
例)クレジットカード 申し込み、航空券 予約 - Knowクエリ
何かを「知りたい」ときに検索するキーワード
例)SEOとは、グラタン 作り方、頭痛 原因 - Goクエリ
何かを「やってみたい」ときに検索するキーワード
例)クレジットカード 申し込み、航空券 予約 - Buyクエリ
何かを「買いたい」ときに検索するキーワード
例)PC モニター おすすめ、メンズ コート 通販
「クエリ」とは「問い合わせ」や「要求」という意味合いの言葉で、検索窓に入力した語句のことです。
この分類を理解しておくと、検索ユーザーのニーズを捉えやすくなり、選定したキーワードを整理しやすくなります。
初心者におすすめのキーワードの選び方
では、数多くあるキーワードの中から、どのようなものを優先して取り組めばよいのでしょうか。
初心者の場合、以下のようなキーワードから優先するのがおすすめです。
- 複合キーワード(具体的なニーズが捉えやすい)
- スモールキーワード(競合が少ない)
- Doクエリ・Buyクエリ(検索ユーザーの意欲が高い)
上に示したような、複合ワードで構成され検索ボリュームが少ないものを、「ロングテールキーワード」と言います。
「ロングテールキーワード」は、語句が多いため、検索したニーズをつかみやすい特徴があります。
洗濯機 ドラム型 おすすめ
ドラム型洗濯機のおすすめ商品が知りたい(買いたい)
キャンプ 夕食 レシピ
キャンプの夕食用のレシピが知りたい
「ロングテールキーワード」の「Doクエリ」「Buyクエリ」に優先して取り組むのがおすすめです。
検索ボリュームが少ない「ロングテールキーワード」は競合が少なく、上位表示しやすい傾向があります。
そのなかでも「Doクエリ」「Buyクエリ」といった意欲の高いキーワードに取り組むのが、成果への最短距離です。

「Doクエリ」「Buyクエリ」ばかりではなく、集客しやすい「Knowクエリ」にもバランスよく取り組むのがおすすめです!
キーワード選定の手順
キーワードについて学んだところで、ここからは具体的なキーワード選定の方法について、紹介していきましょう。
キーワードの選定については、以下の手順で進めていくことをおすすめいたします。
1. サイトの目的からメインキーワードを考える
キーワード選定するときにブレてはいけないのが、サイトの目的です。
まずはサイトの目的や軸となるテーマから、メインキーワードを設定していきましょう。
たとえば「チョコレート」についての情報を発信する目的であれば、メインキーワードは「チョコレート」となるでしょう。
ここで「スイーツ」や「お菓子」と、範囲を広げすぎないよう注意が必要です。
範囲を広げすぎると、サイトで扱う内容が広く浅くなってしまい、サイトの評価が得にくくなる可能性があります。
なるべく具体性のあるキーワードを選ぶといいでしょう。
2. サイトのターゲットについて考える
次に、サイトに訪問して欲しい人、つまりターゲットについて考えます。
性別や年齢だけでなく、ある一人の人物を思い浮かべながら、趣味や家族構成など細かいところまで考えてみましょう。
この作業をマーケティング用語で「ペルソナ設定」と呼びます。
ペルソナを設定しておくことで、ニーズをとらえやすくなったり、サイトの方向性がぶれにくくなったりします。
たとえば、チョコレートに関するサイトを立ち上げるとき、お菓子作りが好きな人なら「おすすめ チョコレート レシピ」、企業勤めの女性なら「チョコレート 職場 バレンタイン」といったキーワードなどが考えられます。
ペルソナとして設定した人物像を想像しながら、満たすべきニーズを考えてみましょう。
3. ユーザーに読んでもらいたいサイトのカテゴリを考える
続いて、コンテンツのカテゴリ(大分類)を設定して、サイトの方向性を定めていきましょう。
メインキーワードだけではまだ方向性は曖昧なままです。
そこに先ほどのペルソナを足し合わせて、どんな記事を用意していくか方向性を考えていきます。
「チョコレート」の例でいえば、「新商品」、「レシピ」、「豆知識」、「歴史」、「スイーツ」などのカテゴリが考えられます。

どんなニーズに応えていくのか、そのコンテンツに関連する情報はどんなものか、を考えながら進めていきましょう。
あとでも見直せるので、まずは大まかに設定できればOKです!
4. 関連キーワードを探す
続いて、メインキーワードと関連性の高いキーワードをリストアップしていきましょう。
リストアップしたキーワードの中から、のちに記事を作っていくことになります。
サイトで扱うテーマに関連するキーワードは、もれなくリストアップしましょう。
関連キーワードは、「ラッコキーワード」を使うと、簡単に多くのキーワードをリストアップできます。
ラッコキーワードでは、「チョコレート」の関連キーワードとして、900件以上がヒットしました。

▲出典:ラッコキーワード
ほかにも以下のようなものも参考になります。
もしリストアップされていないキーワードがあれば、ピックアップしていきましょう。
- サジェストキーワード
検索窓の入力中に、検索エンジンから提案してくれるキーワードを参考にする

- Googleの「関連キーワード」
Googleの検索結果の下部に表示されている、関連キーワードの一覧を参考にする

- 競合サイトが上位表示されているキーワード
「Ubersuggest」などを用いて、類似する競合サイトの獲得キーワードを確認する
今後のサイト運営を考えるなら、お手本や比較対象となるサイトを見つけておくのがおすすめです。
「Ubersuggest」では、検索窓に競合サイトのドメインを入力すると、流入キーワードを含め、さまざまなことが分析できます。
5. キーワードの検索数を調べる
キーワードがリストアップできたら、各キーワードが月間でどのくらい検索されているのかを調査してみましょう。
月間の検索回数を知っておくことで、そのキーワードにどの程度需要があるのかを把握できます。
検索数を調べるツールはいくつかありますが、ここではGoogleが無料で提供している「キーワードプランナー」を使ってみましょう。
「キーワードプランナー」の利用にはGoogleアカウントが必要ですが、ビジネスに関する情報を送信すれば簡単に使えるようになります。
キーワードプランナーにアクセスし、初回利用時にはビジネス情報を入力

「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック

キーワードリストをまとめてコピペし、開始するをクリック

期間を指定し、表示された一覧を確認

月間平均検索ボリュームと書かれている欄に、おおよその検索回数が掲載されています。
広告を実際に運用すると、もっと具体的な検索ボリュームが確認できるようになりますが、まずはおおよその数値でOKです!

「キーワードプランナー」には、関連キーワードをリストアップする機能もありますので、活用してみてください!
検索ボリュームなどの分析データは、ダウンロードして活用もできます。
ダウンロードするデータの形式は、「CSV」か「Googleスプレッドシート」から選択できます。
結果画面の右上にある下向き矢印のボタンをクリックし、「過去の指標」欄から、任意の形式を選んでクリックしてください。
一覧化されたデータが簡単に利用できるためおすすめです。
6. リストアップしたキーワードに優先順位をつける
ここまで進めたら、関連するキーワードが多数リストアップできていることでしょう。
ここからは、リストアップしたキーワードに優先順位をつけていきます。
時間も手間も少しかかりますが、重要な作業なので頑張っていきましょう!
優先順位を考えるときは、以下のような基準を意識してみてください。
- キーワードの検索意図が、サイトの方向性に合っているか
- 検索ボリュームが適切か(初心者は月間100〜1000くらいがおすすめ)
- 競合性は適切か(初心者は低〜中あたりがおすすめ)
「初心者におすすめのキーワードの選び方」で紹介したように、「Doクエリ」や「Buyクエリ」などの、ニーズの性質も考慮しましょう。
キーワードはたくさん選定するに越したことはありませんが、すべてを一気に作り始めることはできません。
商品やサービスの購入に結びつきやすいキーワードや、検索ボリュームが一定あって競合性が低く集客しやすいキーワードなど、優先順位をつけて取り組んでいきましょう。
7. キーワードの検索意図に合った記事を作成する
優先して取り組むキーワードが決まれば、あとはキーワードに沿って記事作成をしていくだけです!
検索意図に合った記事の作成方法については、記事後半の「選定したキーワードをサイトに取り入れる方法」で紹介しますので、ぜひご覧ください。
キーワード選定におすすめの無料ツール6つ

キーワード選定は、ツールを使うことでより効率的に進められます。
一部はここまでの内容でも紹介しましたが、おすすめの無料ツールを6つピックアップしてみました。
ぜひ活用してみてください!
Googleキーワードプランナー

「Googleキーワードプランナー」は、Googleが提供している無料のキーワードツールです。
本来はGoogle広告の利用者に向けたツールなのですが、広告を扱っていない人でも利用可能です。
キーワードの検索ボリューム、競合の強さ、関連キーワードなどが調べられます。
Googleトレンド

出典:Googleトレンド
「Googleトレンド」はGoogleが公式に提供している無料ツールです。
キーワードの検索需要がどのように推移しているのかを、視覚的に確認できます。
時期によって変動する傾向があるかや、短期的・長期的にどう傾向が変化しているかなど分析できます。
ラッコキーワード

出典:ラッコキーワード
「ラッコキーワード」は、無料で使用できるキーワードリサーチツールです。
記事内で利用したように、関連キーワードのリストアップに役立ちます。
一部機能は有料ですが、基本的な機能は無料で使用できるので心配いりません。
SEO関連の調査が一括でできるので、ぜひチェックしておくといいでしょう。
サクラサクラボ

出典:サクラサクラボ
「サクラサクラボ」は、複数の調査機能を兼ね備えた無料SEOツールです。
関連語句の調査や上位サイトの分析など、キーワード選定するときに役立つ情報を提供してくれます。
会員登録制なので最初は登録作業が発生しますが、以降ログインすればいつでも使用可能です。
SEOチェキ!

出典:SEOチェキ!
「SEOチェキ!」は、特定キーワードに対する順位、リンク数、ページ内のキーワード数など、SEOに関するさまざまなデータを分析できる無料ツールです。
競合サイトのURLを入力すれば、対策しているキーワードなどが分析できます。
キーワード選定という意味では、特定のページを分析するときに利用するのがおすすめです。
Ubersuggest

出典:Ubersuggest
「Ubersuggest」は、キーワードやドメインに対して分析できるSEOツールです。
キーワードを入力して分析すれば、検索ボリュームや関連キーワードなどが確認できます。
競合サイトのドメインを入力して分析することで、流入しているキーワードなどが確認できますので、キーワード選定の参考になります。
選定したキーワードをサイトに取り入れる方法

無事キーワードを選定したら、キーワードにもとづいてコンテンツを作っていかなければ、アクセスは獲得できません。
では、どのようにキーワードを取り入れたコンテンツを、作っていけばいいのでしょうか。
キーワードを選定したあと、記事への落とし込み方について見ていきましょう。
1. キーワードから検索意図を汲み取る
まずは選定したキーワードの検索意図を考える必要があります。
たとえば、「チョコレート 健康 効能」というキーワードを選定したとしましょう。
この場合に考えられる検索意図は、「チョコレートは健康にいいと聞いたことがあるが、どのような効能があるのか知りたい」といったところでしょうか。
その場合、「チョコレートが健康にいいと言われる理由」や、「チョコレートを食べることで得られる効能」について言及してあるといいですよね。
まずはキーワードの検索意図を想像し、ユーザーのニーズを満たすコンテンツを考えることが大切です。
2. 上位表示されている記事の内容を読み込む
ただ想像しただけでは、本当にユーザーの検索意図を汲み取れているのか分かりません。
そうした答え合わせのためにも、キーワードで検索したときに上位表示された記事を分析してみましょう。
検索で上位に表示されているのは、キーワードを検索したユーザーにとって有益であるとGoogleが判断したため。
つまり、ユーザーの検索意図をうまく汲み取った記事である可能性が高いのです。
「ラッコキーワード」には、上位記事の構成を一括して確認できる機能があるので、ぜひ活用しましょう!
検索窓の横にあるプルダウンメニューを「見出し抽出」にして、利用してみましょう。

▲出典:ラッコキーワード
上位記事のデータが表示されました。
右上の「CSVダウンロード」からデータをダウンロードすると、記事の詳細な見出し構成が確認できます。

コンテンツをコピーするのは絶対NGです!
あくまでどんな内容が求められているかの参考です。
3. キーワードから記事構成を考える
検索意図やGoogleから評価されている記事について調査できたら、その内容を記事の構成に落とし込んでいきます。
記事構成を考えずに記事を作ることもできますが、構成を先に考えておくことで、記事内容がぶれにくくなるメリットがあります。
検索意図や競合サイトの記事構成から、「どんな内容が必要か」をリストアップして、「どんな順番で載せていくか」を考えましょう。
キーワードにもよりますが、「もっとも基本的なこと」を紹介する内容から始め、徐々に「具体的な内容」にしていくのが分かりやすいです。
ユーザーが知りたい情報をどこに入れるか考えておくことで、芯のある記事を作成できるでしょう。

内容が込み入る場合やニーズが明確な場合は、冒頭で「結論」に相当する内容を載せる構成もアリです!
4. キーワードを使って記事を書く
記事構成ができたらいよいよ執筆です。
記事を書くときは、キーワードの検索意図をしっかり意識しながら、進めていくといいでしょう。
記事内にはいくつかキーワードを入れ込んだほうがSEOの効果が見込めます。
しかし、無理やりキーワードを入れないように注意してください。
キーワードを意識するあまり、構成や文章が不自然になっては本末転倒です。
Googleが求めているのはユーザーにとって有益な記事。
ユーザーが読んで良かったと思える内容を第一に考えて、記事を作成するようにしましょう。
記事の書き方は以下の記事も参考にしてみてくださいね!

5. タイトル・メタディスクリプション・見出しを整える
記事が完成したら、最後に「タイトル」「メタディスクリプション」「見出し」を整えます。
とくに「タイトル」と「見出し」はSEOにおいて重要なため、必ずキーワードを入れましょう。
「メタディスクリプション」は、検索結果に表示される、記事ページの説明文のことです。
直接、検索順位を上げる効果はありませんが、魅力的な内容にできればアクセスされやすくなります。
それぞれ以下のようなポイントを意識してみてください。
- キーワードはタイトルの前半、なるべく前に入れる
- 文字数はできれば30文字以内にする
- 記事内にどんな有益なコンテンツがあるか示す
- 記事内のトピックごとに見出し(H2、H3、H4など)をつける
- 見出しは必ず段階的につける(見出しレベルを飛ばさない)
- 見出し表記にもキーワードを入れる
- どんな人に向けた内容かを載せる
- どんなことを載せた記事かを載せる
- 読むことでどんなメリットがあるかを載せる
- 90文字~120文字程度にし、前半に重要な内容を詰める
これらのポイントはできる限りでOKです。
不自然にならないように注意しながら調整しましょう。
これらは以下の記事でも紹介していますので、参考にしてみてください。

SEOの状況はGoogleサーチコンソールでチェック
キーワードを意識した記事を作成したら、その効果が出たのかチェックしてみましょう。
SEOの状況については、Googleサーチコンソールで分析するのがおすすめです。

Googleサーチコンソールでは、サイト内の記事がどのようなキーワードで検索されているのか、どのくらいの順位に掲載されているのかを調べられます。

狙ったキーワードで上位表示されていることが理想ですが、実際はまったく違うキーワードで検索されていることもあるでしょう。
その場合記事の方向性を変えたり、構成を練り直したりといった対策が、必要な可能性もあります。
順位は日々変動しています。
記事公開後の行動を決めるためにも、Googleサーチコンソールはこまめにチェックしておくといいでしょう。
Googleサーチコンソールの導入方法は、以下の記事をご覧ください!

SEOキーワードに関するQ&A

ここからは、SEOキーワードに関してよく聞かれる質問に対して、お答えしていきます。
SEOキーワードについて、より詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
Q. 1つの記事でいくつのキーワードに取り組むべき?
1つの記事で取り組むキーワードは、原則として「1つ」とすることをおすすめします。
なぜなら、たくさんのキーワードを1つの記事に盛り込むと、トピックが分散して逆に評価が得にくくなってしまう可能性があるからです。
扱う範囲が広すぎると、読み手が一度に理解できず、「分かりにくい記事」だと感じてしまうかもしれません。
1つのメインキーワードに対して内容を深掘りしていくことで、ユーザーにとって有益な記事にしやすいです。
関連性が高いキーワードでも、別の記事として作成し、記事同士をリンクで結んでおくのがおすすめです。
Q. 「大文字・小文字」「半角・全角」で結果に違いはある?
大文字と小文字、全角と半角などの違いは、基本的に違いがないと捉えてOKです。
なぜなら「検索ユーザーの求めるものが同じ」だからです。
しかし、ひらがな、カタカナ、アルファベットなど、表記する文字の種類が異なるものは、検索ボリュームや検索順位に違いが出る可能性があります。
どの形式で表記するか迷ったときは、検索回数が多いものを選ぶのがおすすめです。
Q. 複合キーワードは並び方によって評価が変わる?
キーワードによっては、並び順が変わることで、検索ボリュームや検索順位が変わる可能性があります。
どちらも調査してみて、検索ボリュームが多いものをキーワードとして選ぶとよいでしょう。
まとめ
この記事では、SEOキーワードの基本的なことから、選定方法、記事などのコンテンツへの盛り込み方について紹介してきました。
この記事のポイントは以下のとおりです。
- SEOにおけるキーワードとは、検索ユーザーが検索に用いる語句のこと
- キーワードには検索ユーザーのニーズが反映されているため、非常に重要
- SEOでは、検索ユーザーのニーズに応える記事を作ることが大事
- あらかじめキーワードを選定しておくことで、効率的に成果が得られる
- 無料ツールを活用すると、効率的にキーワード選定ができる
- 記事を作成したらGoogleサーチコンソールで状況をチェック
SEOにおけるキーワードの重要性や、選定方法を理解しておくと、ブログやホームページでの集客や収益化に役立ちます。
この記事を参考に、ぜひ基礎知識をインプットして、実際の記事作成に活かしていってください!
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