PHP動作モード切替

PHP動作モードについて

高負荷・大量アクセスに役立つ機能を備えた「PHP-FPM(FastCGI Process Manager)モード」とPHPやCGIによるCPU負荷を軽減し、プログラムを高速化する「FastCGIモード」が利用可能です。
当サービスは「PHP-FPMモード」を推奨しているためデフォルトで設定しています。

各モードの仕様については下記の通りです。

FastCGIについて

「FastCGI」とは、プロセス初回実行時に該当プロセスを一定時間サーバー内に保持することで、次回以降、実行時の「プロセスの起動/終了」を省略し、高速化や、プロセスの起動/終了に伴うCPUへの負荷を軽減することで、速度面で優れるとされるモジュール版PHPと同等の処理能力を持つ動作方式です。

一度「プロセスの起動」をすると、一定時間は「プロセスの終了」をすることなく起動し続けることで、処理時間の大幅な短縮と、プロセスの起動/終了に伴うCPUへの負荷を軽減します。

FastCGIでの処理イメージ

PHP-FPMについて

「PHP-FPMモード」はWebサイトを高速・安定化させるための機能です。
本設定を有効にすることでPHPプログラムの高速化を実現します。

仕様に関しては下記をご参照ください。

PHPプログラムの高速化
内容

PHPプログラムの処理速度を最大10倍(※)まで向上させます。

※wpXクラウドとwpX Speedを比較したもの

php.ini設定について

本機能利用中は、対象ドメインのフォルダ内の「.user.ini」というファイルがphp.iniファイルとして機能します。

注意事項

本機能利用中は、以下のphp.ini設定については「.user.ini」ファイルの内容に関わらず、サーバーの初期値が適用されます。ご注意ください。

設定 初期値
allow_url_fopenOn
max_file_uploads20

PHP動作モードの切り替え手順

1.WordPress各種設定メニューへ進みます。

管理パネルへログイン後、「WordPress管理」カテゴリの「インストール済みWordPress一覧」メニューをクリックし、対象WordPressの「設定」をクリックしてください。

2.「PHP動作モード切替」の「設定する」をクリックします。

WordPress設定画面のページ下部にある「各種管理設定」内から、「PHP動作モード切替」の「設定する」をクリックします。

3.動作モードを選択

動作モードを選択して、「設定変更(確認)」ボタンをクリックしてください。